いかなり［如何なり］

形容動詞けいようどうし［ナリ］

1: どうだ。どのようだ。

われらいかなる罪つみの報むくいにて、

自分じぶんたちはどのような罪つみの応報おうほうで、「一寸法師いっすんぼうし１：旅立たびだち」:14
いかにもして案あんをめぐらし、

どのようにでもして思案しあんして、「一寸法師いっすんぼうし３：姫君ひめぎみ」:6
いかにも失うしな(の)うしなふうべし」とて、一寸法師いっすんぼうしいっすんぼふしに仰おおおほせつけらるる。

どのようにでも追おい出だしなさい」と言いって、一寸法師いっすんぼうしに命令めいれいなさった。「一寸法師いっすんぼうし３：姫君ひめぎみ」:18
これは如何いかなることにてあるべきと考かんがへえ合あひいしに、

これはどういうことなのだろうと考かんがえ合あったが、「翻訳ほんやく苦心談くしんだん２：連城れんじょうの玉たま（蘭学らんがく事始ことはじめ）」:4
これは如何いかなる意味いみなるべしと、また例れいの如ごとくこじつけ考かんがへえ合ああ(お)ふうに、

これはどういう意味いみであろうと、また例れいのように無理むりに解釈かいしゃくして考かんがえ合あったが、「翻訳ほんやく苦心談くしんだん２：連城れんじょうの玉たま（蘭学らんがく事始ことはじめ）」:12
如何いかにいます父母ちちはは、

どうしていらっしゃるだろうか父母ちちははは、「故郷ふるさと（文部省もんぶしょうもんぶしゃう唱歌しょうかしゃうか）」:5