接続文末の言い切りの形に付く。
あなわびしと思ひて、今一度起こせかしと思ひ寝に聞けば、
ああ残念と思って、もう一度起こしてくれよと思いながら寝て聞いていると、「ちごの空寝(宇治拾遺物語)」:14
賑はひ、豊かなれば、人には頼まるるぞかし」
(ただし、)富み栄えていて財力があるので、人には頼りにされるのだよ」「吾妻人と都人(徒然草)」:19
宰相殿は、あはれ、このことをとどめ給ひかしとおぼしけれども、
宰相殿は、「ああ、(姫君の母君が)このことをお止めになってくれよ」とお思いになったけれども、「一寸法師3:姫君」:27