接続体言たいげん、活用語かつようごの連体形れんたいけい、副詞ふくし、助詞じょしなどに付つく。
夕ゆうゆふ日ひのさして、山やまの端はいと近ちこちかうなりたるに、烏からすの寝ねどころへ行いくとて、三みつ四よつ、二ふたつ三みつなど、飛とびいそぐさへえあはわれなり。
夕日ゆうひが照てって、山やまに沈しずもうとしている頃ころに、烏からすが寝ねどころへ行いこうとして、三羽さんわ四羽よんわ、二羽にわ三羽さんわなど、急いそいで飛とんでいくのさえ情趣じょうしゅが感かんじられる。「春はるはあけぼの(枕草子まくらのそうし)」:9