言ことの心こころを、男文字おとこもじをとこもじに様さまを書かき出いだして、
言葉ことばの意味いみを、漢字かんじでその様子ようすを書かき表あらわして、「二十日はつかの夜よの月つき(土佐日記とさにっき)」:16
すでにしいだしたるさまにて、ひしめきあひいたり。
もう作つくりあげた様子ようすで、(僧そうたちが)集あつまって騒さわぎあっている。「ちごの空寝そらね(宇治拾遺物語うじしゅういものがたり)」:7