接続活用語かつようごの連用形れんようけいに付つく。
「吾妻人あずまびとあづまびとこそ言いひいつることは頼たのまるれ、
「東国とうごくの人ひとこそ、言いったことは信頼しんらいできるが、「吾妻人あずまびとと都人みやこびと(徒然草つれづれぐさ)」:4
万よろずよろづえ言いひい放はなたず、心弱こころよわく言受ことうけしつ。
万事ばんじにつけて遠慮えんりょなく言いい切きることがどうしてもできなくて、気弱きよわに承諾しょうだくしてしまう。「吾妻人あずまびとと都人みやこびと(徒然草つれづれぐさ)」:11
ありつる足駄あしだの下したにて、「もの申もうまうさん」と申もうまうせば、
そこにあった足駄あしだの下したで、「ごめんください」と申もうし上あげたところ、「一寸法師いっすんぼうし2:上京じょうきょう」:9