「前途程遠せんどほどとおせんどほどとほし、思おもひおもいを雁山がんざんの夕ゆうべゆふべの雲くもに馳はす」と、
「これから行いく道みちは遠とおい。思おもいを(遥はるか彼方かなたの)雁山がんざんにかかる夕暮ゆうぐれ時どきの雲くもに差さし向むける」と、「忠度ただのりの都落みやこおち2:故郷こきょうの花はな(平家物語へいけものがたり)」:15