飽あかずやありけむ、二十日はつかの夜よの月つき出いづずるまでぞありける。
名残惜なごりおしかったのだろうか、二十日はつかの夜よるの月つきが出でるまで宴会えんかいは続つづいた。「二十日はつかの夜よの月つき(土佐日記とさにっき)」:7