この児ちご、定さだめておどろかさんずらんと待まちゐいたるに、
この稚児ちごは、きっと自分じぶんを起おこそうとするだろうと思おもって待まっていたところ、「ちごの空寝そらね(宇治拾遺物語うじしゅういものがたり)」:8