さた［沙汰］

名詞めいし

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1: 評議ひょうぎ。評定ひょうてい。

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2: 処置しょち。始末しまつ。

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3: 命令めいれい。指示しじ。

• やがて世よの乱みだれ出いできて、其その沙汰さたなく候そうら(ろ)さうらふう条じょうでう、

  すぐに世よの争乱そうらんが起おこって、その（撰集せんじゅうの）御命令ごめいれいがありませんことは、「忠度ただのりの都落みやこおち１：落人おちゅうど（平家物語へいけものがたり）」:24

• 世よしづずまり候そうらさうらひいなば、勅撰ちょくせんの御おん沙汰さた候そうらさうらはわんずらむ。

  世よの中なかが平穏へいおんになりましたら、きっと勅撰ちょくせんの御命令ごめいれいがあるでしょう。「忠度ただのりの都落みやこおち１：落人おちゅうど（平家物語へいけものがたり）」:26

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4: 知しらせ。音信おんしん。