明あけはなれてしばしあるに、女おんなをんなのもとより、詞ことばはなくて、
すっかり夜よるが明あけてからしばらくたった頃ころに、女おんなのところから、(歌うた以外いがいの)言葉ことばはなくて、「狩かりの使つかい2:夢ゆめうつつ(伊勢いせ物語ものがたり)」:4