接続動詞どうしの連用形れんようけいに付つく。
日ひ入いりはてて、風かぜの音おと、虫むしの音ねなど、はた、言いふうべきにあらず。
日ひがすっかり暮くれてしまって、風かぜの音おと、虫むしの音ねなどが聞きこえるのは、また、言いうまでもない。「春はるはあけぼの(枕草子まくらのそうし)」:11
姫君ひめぎみはただ夢ゆめの心地ここちして、あきれはててぞおはわしける。
姫君ひめぎみはまさに夢ゆめを見みているような気きがして、茫然ぼうぜんとしていらっしゃった。「一寸法師いっすんぼうし3:姫君ひめぎみ」:22