接続動詞どうしの連用形れんようけい、「て」などに付つく。
この児ちご、定さだめておどろかさんずらんと待まちゐいたるに、
この稚児ちごは、きっと自分じぶんを起おこそうとするだろうと思おもって待まっていたところ、「ちごの空寝そらね(宇治拾遺物語うじしゅういものがたり)」:8
姫君ひめぎみの御口おんくちに塗ぬり、さて茶袋ちゃぶくろばかり持もちて泣なきゐいたり。
姫君ひめぎみのお口くちに(米こめの粉こなを)塗ぬり、そして茶袋ちゃぶくろだけを持もって泣ないていた。「一寸法師いっすんぼうし3:姫君ひめぎみ」:10