*「見みる」の尊敬語そんけいご。
縁えんの端はなへ立たち出いでて、御覧ごらんずれども人ひともなし。
(邸宅ていたくの)縁先えんさきに出でて来きてご覧らんになるがだれもいない。「一寸法師いっすんぼうし2:上京じょうきょう」:7
宰相殿さいしょうどのさいしゃうどの御覧ごらんじて、
宰相さいしょう殿どのはご覧らんになって、「一寸法師いっすんぼうし2:上京じょうきょう」:16
すなはわち参内さんだいつかまつり、大王だいおうだいわう御覧ごらんじて、
(一寸法師いっすんぼうしは)すぐに内裏だいりに参上さんじょうし、天皇てんのうはご覧らんになって、「一寸法師いっすんぼうし5:帰京ききょう」:4