今いま一ひと声こえこゑよばれていらへえんと、念ねんじて寝ねたるほどに、
もう一声ひとこえ呼よばれてから返事へんじをしようと、がまんして寝ねているうちに、「ちごの空寝そらね(宇治拾遺物語うじしゅういものがたり)」:11
一人ひとりは打出うちでの小槌こづちを持もち、いま一人ひとりが申もうまうすやようは、
一人ひとりは打出うちでの小槌こづちを持もち、もう一人ひとりが申もうしますことには、「一寸法師いっすんぼうし4:鬼おにが島しま」:12