薩摩守さつまのかみ忠度ただのりは、いづずくよりや帰かえかへられたりけん、
薩摩守さつまのかみ忠度ただのりは、どこから戻もどってこられたのだろうか、「忠度ただのりの都落みやこおち1:落人おちゅうど(平家物語へいけものがたり)」:1
いづずくともなく、鬼おに二人ふたり来きたりて、
どこからともなく、鬼おにが二人ふたりやってきて、「一寸法師いっすんぼうし4:鬼おにが島しま」:11
いかにもうまさそうなる飯めし、いづずくともなく出いでにけり。
とても美味おいしそうなご飯はんがどこからともなく現あらわれたのだった。「一寸法師いっすんぼうし4:鬼おにが島しま」:25