接続活用語の未然形に付く。
世しづまり候ひなば、勅撰の御沙汰候はんずらむ。
世の中が平穏になりましたら、きっと勅撰の御命令があるでしょう。「忠度都落1:落人(平家物語)」:26
遠き御まもりでこそ候はんずれ」とて、
きっと(それは)遠い(あの世からのあなた様にとっての)お守りでございましょう」と言って、「忠度都落1:落人(平家物語)」:31
この児、定めておどろかさんずらんと待ちゐたるに、
この稚児は、きっと自分を起こそうとするだろうと思って待っていたところ、「ちごの空寝(宇治拾遺物語)」:8