かくて、鳥羽とばの津つにも着つきしかば、
こうして、(一寸法師いっすんぼうしは)鳥羽とばの船着ふなつき場ばに着ついたので、「一寸法師いっすんぼうし2:上京じょうきょう」:1
鳥羽とばの津つより舟ふねに乗のり給たま(も)たまふう。
鳥羽とばの船着ふなつき場ばから舟ふねにお乗のりになる。「一寸法師いっすんぼうし4:鬼おにが島しま」:4