接続体言、活用語(主に連体形)、副詞、助詞などに付く。
*原則として連体形で結ぶ(係り結びの法則)。
夢か現か寝てかさめてか
あれは夢なのか現実なのか、寝ている時のことなのか、目覚めている時のことなのか「狩の使2:夢うつつ(伊勢物語)」:6
うれしとは思へども、ただ一度にいらへんも、待ちけるかともぞ思ふとて、
うれしいとは思うけれども、たった一度で返事をするのも、待っていたかと(僧たちが)思うといけないと思って、「ちごの空寝(宇治拾遺物語)」:10
かかる者を都に置きて何かせん。
このような者を都に置いてどうしようか、いや、どうしようもない。「一寸法師3:姫君」:17