たとへば、「眉(ウエインブラーウ)といふものは目の上に生じたる毛なり」とあるやうなる一句も、
たとえば、「眉(ウエインブラーウ)というものは目の上に生えている毛である」と書いてあるような一句も、「翻訳苦心談1:読みはじめ(蘭学事始)」:14
また庭を掃除すれば、その塵土聚まりフルヘッヘンドすといふやうに読み出だせり。
また庭を掃除すると、その塵や土が集まってフルヘッヘンドするというように解読できた。「翻訳苦心談2:連城の玉(蘭学事始)」:11
如何ともせんやうなし。
どうにもしようがない。「翻訳苦心談2:連城の玉(蘭学事始)」:5
夫婦思ひけるやうは、
夫婦が思ったことは、「一寸法師1:旅立ち」:17
一人は打出の小槌を持ち、いま一人が申すやうは、
一人は打出の小槌を持ち、もう一人が申しますことには、「一寸法師4:鬼が島」:12
鬼
鬼