人の言ふほどの事けやけく否び難くて、
人が(頼んで)言うほどのことをきっぱりと断りにくくて、「吾妻人と都人(徒然草)」:10
「前途程遠し、思を雁山の夕の雲に馳す」と、
「これから行く道は遠い。思いを(遥か彼方の)雁山にかかる夕暮れ時の雲に差し向ける」と、「忠度都落2:故郷の花(平家物語)」:15
夜やうやう明けなむとするほどに、
夜がそろそろ明けようとする頃に、「狩の使2:夢うつつ(伊勢物語)」:18
「姫君の、わらはがこの程取り集めて置き候ふ打撒を、
「姫君が、私がこの頃取り集めておきました米を、「一寸法師3:姫君」:12
さて、このほど疲れに臨みたることなれば、まづまづ飯を打ち出し、
そして、このところ疲れに直面していることであるので、まずはご飯を打ち出し、「一寸法師4:鬼が島」:24
今
もう一声
年月
年月
かくて年月
こうして年月