接続体言、活用語の連体形、形容詞・形容動詞の語幹などに付く。
その男、伊勢の国に狩の使に行きけるに、
その男が伊勢の国に狩の使として行ったところ、「狩の使1:おぼろ月(伊勢物語)」:2
かの伊勢の斎宮なりける人の親、
その伊勢の斎宮だった人の親が、「狩の使1:おぼろ月(伊勢物語)」:3
「つねの使よりは、この人よくいたはれ」と言ひやれりければ、
「いつもの使者よりはこの人によくしてあげなさい」と言ってやってあったので、「狩の使1:おぼろ月(伊勢物語)」:4
親の言なりければ、いとねむごろにいたはりけり。
(斎宮は、)親の言うことだったので、大変心をこめて世話をした。「狩の使1:おぼろ月(伊勢物語)」:5
女のねや近くありければ、
女の寝所近くに泊まっていたので、「狩の使1:おぼろ月(伊勢物語)」:13
子一つばかりに、男のもとに来たりけり。
子一つの時分に、男のところに来たのだった。「狩の使1:おぼろ月(伊勢物語)」:15
外の方を見出してふせるに、
外の方を見ながら横になっていると、「狩の使1:おぼろ月(伊勢物語)」:17
明けはなれてしばしあるに、女のもとより、詞はなくて、
すっかり夜が明けてからしばらくたった頃に、女のところから、(歌以外の)言葉はなくて、「狩の使2:夢うつつ(伊勢物語)」:4
かきくらす心のやみにまどひにき
真っ暗な闇の中にいるように心が乱れて何が何だかわからなくなってしまいました「狩の使2:夢うつつ(伊勢物語)」:8
国の守、斎の宮の頭かけたる、
この国の国司で斎宮寮の長官を兼任している人が、「狩の使2:夢うつつ(伊勢物語)」:13
明けば尾張の国へたちなむとすれば、
夜が明けたら尾張の国に向けて出発しようとしているので、「狩の使2:夢うつつ(伊勢物語)」:16
女がたより出だす盃の皿に、歌を書きて出だしたり。
女の所から出す盃の台皿に、(女が)歌を書いて差し出した。「狩の使2:夢うつつ(伊勢物語)」:19
その盃の皿に続松の炭して、
その盃の台皿に、たいまつの燃え残りの炭で、「狩の使2:夢うつつ(伊勢物語)」:23
歌の末を書きつぐ。
歌の下の句を書き加える。「狩の使2:夢うつつ(伊勢物語)」:24
とて、明くれば尾張の国へこえにけり。
と詠んで、夜が明けたので尾張の国に向けて国境を越えて行ったのだった。「狩の使2:夢うつつ(伊勢物語)」:26
斎宮は水の尾の御時、文徳天皇の御女、惟喬の親王の妹。
斎宮は、清和天皇の御代(の斎宮で)、文徳天皇の御娘、惟喬親王の姉妹(である)。「狩の使2:夢うつつ(伊勢物語)」:27
山の端もなくて、海の中よりぞ出で来る。
山の稜線もなくて、海の中から出て来る。「二十日の夜の月(土佐日記)」:2
別れ惜しみて、かしこの漢詩作りなどしける。
別れを惜しんで、あちらの漢詩作りなどをした。「二十日の夜の月(土佐日記)」:6
これを見てぞ、仲麻呂の主、
これを見て、仲麻呂様は、「二十日の夜の月(土佐日記)」:9
言の心を、男文字に様を書き出だして、
言葉の意味を、漢字でその様子を書き表して、「二十日の夜の月(土佐日記)」:16
月の影は同じことなるべければ、
月の光は同じことであるはずだから、「二十日の夜の月(土佐日記)」:21
人の心も同じことにやあらむ。
人の心も同じことなのだろうか。「二十日の夜の月(土佐日記)」:22
月のころはさらなり。
月の出ている頃の夜はもちろんである。「春はあけぼの(枕草子)」:4
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし。
昼になって、だんだんにあたたかくなり寒さがゆるんでいくと、火桶の火も、白く灰が多くなって、よくない。「春はあけぼの(枕草子)」:16
僧たち、宵のつれづれに、
僧たちが、夜の退屈さに、「ちごの空寝(宇治拾遺物語)」:2
ずちなくて、むごの後に「えい」といらへたりければ、
どうしようもなくて、長時間経ってから「はい」と返事をしたところ、「ちごの空寝(宇治拾遺物語)」:16
悲田院の尭蓮上人は、俗姓は三浦の某とかや、
悲田院の尭蓮上人は、俗人の時の姓は三浦のだれそれとかいう(人で)、「吾妻人と都人(徒然草)」:1
故郷の人の来りて物語すとて、
(上人と)同郷の(東国の)人が訪ねて来て話をするということで、「吾妻人と都人(徒然草)」:3
都の人は言受けのみよくて実なし」と言ひしを、
都の人は、返事ばかりよくて誠実さがない」と言ったところ、「吾妻人と都人(徒然草)」:5
人の心劣れりとは思ひ侍らず。
人の心が劣っているとは思いません。「吾妻人と都人(徒然草)」:8
人の言ふほどの事けやけく否び難くて、
人が(頼んで)言うほどのことをきっぱりと断りにくくて、「吾妻人と都人(徒然草)」:10
げには心の色なく情おくれ、
本当のところは心の優しさがなく、人情が乏しく、「吾妻人と都人(徒然草)」:16
聖教の細やかなる理いと弁へずもやと思ひしに、
仏の教えの詳細な理論はあまりわかっていないのではないかと思っていましたが、「吾妻人と都人(徒然草)」:22
この一言の後、心にくくなりて、
この一言の後は、心がひかれるようになって、「吾妻人と都人(徒然草)」:23
五条の三位俊成卿の宿所におはして見給へば、
五条の三位俊成卿の住居においでになってご覧になると、「忠度都落1:落人(平家物語)」:3
「別の子細候はず。
「特別の事情はありません。「忠度都落1:落人(平家物語)」:8
事の体、何となう哀れなり。
ことの有様は何となく悲哀感がある。「忠度都落1:落人(平家物語)」:13
この二三年は京都のさわぎ、国々の乱れ、
この二、三年は、京都の騒動、諸国の争乱が、「忠度都落1:落人(平家物語)」:16
併しながら当家の身の上の事に候ふ間、
すべてそのまま自分の家の境遇に関わることでございましたので、「忠度都落1:落人(平家物語)」:17
一門の運命はや尽き候ひぬ。
(平家)一門の運命は早くも尽きてしまいました。「忠度都落1:落人(平家物語)」:20
生涯の面目に、
生涯の名誉として、「忠度都落1:落人(平家物語)」:22
やがて世の乱れ出できて、其沙汰なく候ふ条、
すぐに世の争乱が起こって、その(撰集の)御命令がありませんことは、「忠度都落1:落人(平家物語)」:24
ただ一身の嘆きと存ずる候ふ。
まったく私の身にとっての嘆きと思っております。「忠度都落1:落人(平家物語)」:25
世しづまり候ひなば、勅撰の御沙汰候はんずらむ。
世の中が平穏になりましたら、きっと勅撰の御命令があるでしょう。「忠度都落1:落人(平家物語)」:26
是に候ふ巻物のうちに、
ここにあります巻物の中に、「忠度都落1:落人(平家物語)」:27
日比読みおかれたる歌どものなかに、
常日頃詠みおかれていた多くの歌の中で、「忠度都落1:落人(平家物語)」:32
鎧のひきあはせより取り出でて、俊成卿に奉る。
(その巻物を)鎧の合わせ目から取り出して、俊成卿にさしあげる。「忠度都落1:落人(平家物語)」:35
さても唯今の御わたりこそ、
それにしてもこのたびの御訪問こそは、「忠度都落2:故郷の花(平家物語)」:5
「今は西海の浪の底に沈まば沈め、山野にかばねをさらさばさらせ、
「今は西方の海の波の底に沈むなら沈んでもよい、山野に死体をさらすならさらしてもよい、「忠度都落2:故郷の花(平家物語)」:9
馬にうち乗り、甲の緒をしめ、
馬に乗り、胄の紐を引き締め、「忠度都落2:故郷の花(平家物語)」:11
忠度の声とおぼしくて、
忠度の声と思われる声で、「忠度都落2:故郷の花(平家物語)」:14
「前途程遠し、思を雁山の夕の雲に馳す」と、
「これから行く道は遠い。思いを(遥か彼方の)雁山にかかる夕暮れ時の雲に差し向ける」と、「忠度都落2:故郷の花(平家物語)」:15
忠度のありし有様、言ひおきし言の葉、
忠度の生前の有様、言い遺した言葉を、「忠度都落2:故郷の花(平家物語)」:19
彼巻物のうちに、
(忠度から託された)その巻物の中に「忠度都落2:故郷の花(平家物語)」:21
勅勘の人なれば、名字をばあらはされず、
(忠度は)天皇の咎めを受けた人であるので、名前を公表なさらずに、「忠度都落2:故郷の花(平家物語)」:23
さざなみや志賀の都はあれにしをむかしながらの山ざくらかな
志賀の旧都は荒れはててしまったが、昔のまま(の美しさ)で咲いている(長等山の)山桜であることよ「忠度都落2:故郷の花(平家物語)」:26
中ごろのことなるに、
それほど遠くない昔のことであるが、「一寸法師1:旅立ち」:1
津の国難波の里に、おほぢとうばと侍り。
摂津の国の難波という所に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。「一寸法師1:旅立ち」:2
われらいかなる罪の報いにて、
自分たちはどのような罪の応報で、「一寸法師1:旅立ち」:14
かやうの者をば住吉より給はりたるぞや、
このような者を住吉神社からいただいたのだろうか、「一寸法師1:旅立ち」:15
住吉の浦より御器を舟としてうち乗りて、都へぞ
住吉の岸辺からお椀を舟としてそれに乗って、都へ上った。「一寸法師1:旅立ち」:28
住みなれし難波の浦を立ち出でて都へ急ぐわが心かな
住み慣れた難波の浦を旅立って、都をめざして急ぐ私の心よ「一寸法師1:旅立ち」:29
かくて、鳥羽の津にも着きしかば、
こうして、(一寸法師は)鳥羽の船着き場に着いたので、「一寸法師2:上京」:1
四条五条の有様、心も言葉にも及ばれず。
四条・五条の様子は、想像も及ばず言葉でも表せない(ほどすばらしい)。「一寸法師2:上京」:3
さて、三条の宰相殿と申す人のもとに立ち寄りて、
そして、三条の宰相殿と申し上げる人の所に立ち寄って、「一寸法師2:上京」:4
ありつる足駄の下にて、「もの申さん」と申せば、
そこにあった足駄の下で、「ごめんください」と申し上げたところ、「一寸法師2:上京」:9
宰相殿、不思議のことかな、
宰相殿は、不思議なことだなあ、「一寸法師2:上京」:10
足駄の下より、「人な踏ませ給ひそ」と申す。
足駄の下から、「人をお踏みにならないでください」と申し上げる(声がする)。「一寸法師2:上京」:14
一寸法師十六になり、背はもとのままなり。
一寸法師は十六歳になり、(しかし)身長は以前と同じである。「一寸法師3:姫君」:2
ある時、貢物の打撒取り、茶袋に入れ、
ある時、献上品の米を取って茶袋に入れ、「一寸法師3:姫君」:8
姫君の御口に塗り、さて茶袋ばかり持ちて泣きゐたり。
姫君のお口に(米の粉を)塗り、そして茶袋だけを持って泣いていた。「一寸法師3:姫君」:10
案のごとく姫君の御口に付きてあり。
予想したとおりに姫君のお口に(米の粉が)付いている。「一寸法師3:姫君」:15
心の中に嬉しく思ふこと限りなし。
心の中で嬉しく思うことはこの上ない。「一寸法師3:姫君」:21
姫君はただ夢の心地して、あきれはててぞおはしける。
姫君はまさに夢を見ているような気がして、茫然としていらっしゃった。「一寸法師3:姫君」:22
御心の中、推し量らひてこそ候へ。あらいたはしや。
(姫君の)御心のうちを推し量ります。ああ、何と気の毒なことよ。「一寸法師3:姫君」:25
継母のことなれば、さしてとどめ給はず。
(母君は)継母であるので、それほど(強く)引き止めることはなさらない。「一寸法師3:姫君」:28
難波の浦へ行かばやとて、
難波の海辺へ行こうと思って、「一寸法師4:鬼が」:3
鳥羽の津より舟に乗り給ふ。
鳥羽の船着き場から舟にお乗りになる。「一寸法師4:鬼が」:4
口より呑み候へば、目の中より出でにけり。
口から飲みますと、(一寸法師は)目の中から出てきてしまった。「一寸法師4:鬼が」:14
極楽浄土の戌亥の、いかにも暗き所へ、やうやう逃げにけり。
極楽浄土の北西の、たいそう暗い所へ、やっとのことで逃げて行ってしまった。「一寸法師4:鬼が」:20
おほぢは、堀河の中納言と申す人の子なり。
(一寸法師の父親である)おじいさんは、堀河の中納言と申し上げる人の子である。「一寸法師5:帰京」:6
うばは、伏見の少将と申す人の子なり。
(母親である)おばあさんは、伏見の少将と申し上げる人の子である。「一寸法師5:帰京」:8
御一門のおぼえ、いみじくおはしける。
ご一族の信望も大変厚くていらっしゃった。「一寸法師5:帰京」:15
世のめでたきためし、
世の中のめでたい例(として)、「一寸法師5:帰京」:20
「とてもはじめより内象のことは知れがたかるべし。
「とても初めから体の内側の様子のことは知ることはできないだろう。「翻訳苦心談1:読みはじめ(蘭学事始)」:3
この書の最初に仰伏全象の図あり。
この本の最初に人体の前面と背面の全体図がある。「翻訳苦心談1:読みはじめ(蘭学事始)」:4
これは表部外象のことなり。
これは表面的な体の外側の様子のことである。「翻訳苦心談1:読みはじめ(蘭学事始)」:5
その図と説の符号を合せ考ふることは、取付きやすかるべし。
その図と解説の符号を合わせて検討することは、取りかかりやすいはずだ。「翻訳苦心談1:読みはじめ(蘭学事始)」:7
図のはじめとはいひ、かたがた先づこれより筆を取り初むべし」と定めたり。
図の初めということもあるし、皆でまずここから執筆を始めよう」と決めた。「翻訳苦心談 1:読みはじめ(蘭学事始)」:8
また、アルス、ウエルケ等の助語の類も、
またアルス、ウエルケ等の助語の類も、「翻訳苦心談1:読みはじめ(蘭学事始)」:11
たとへば、「眉(ウエインブラーウ)といふものは目の上に生じたる毛なり」とあるやうなる一句も、
たとえば、「眉(ウエインブラーウ)というものは目の上に生えている毛である」と書いてあるような一句も、「翻訳苦心談1:読みはじめ(蘭学事始)」:14
彷彿として、長き春の一日には明らめられず、
意味がぼんやりしていて、長い春の一日では解明できず、「翻訳苦心談1:読みはじめ(蘭学事始)」:15
僅か一二寸ばかりの文章、
たった3~6㎝ほどの文章を、「翻訳苦心談1:読みはじめ(蘭学事始)」:17
また或る日、鼻のところにて、
またある日、鼻のところで、「翻訳苦心談2:連城の玉(蘭学事始)」:1
フルヘッヘンドの釈註に、
フルヘッヘンドの注釈において、「翻訳苦心談2:連城の玉(蘭学事始)」:9
木の枝を断ち去れば、その跡フルヘッヘンドをなし、
木の枝を切り落とすと、その跡はフルヘッヘンドをなし、「翻訳苦心談2:連城の玉(蘭学事始)」:10
これは如何なる意味なるべしと、また例の如くこじつけ考へ合ふに、
これはどういう意味であろうと、また例のように無理に解釈して考え合ったが、「翻訳苦心談2:連城の玉(蘭学事始)」:12
「木の枝を断りたる跡癒ゆれば堆くなり、
「木の枝を切った跡が回復すると盛り上がり、「翻訳苦心談2:連城の玉(蘭学事始)」:15
その時の嬉しさは、何にたとへんかたもなく、
その時の嬉しさは、何にたとえようもなく、「翻訳苦心談2:連城の玉(蘭学事始)」:22
月のおぼろなるに、小さき童を先に立てて人立てり。
ぼんやりした月の光の中に、小さい童女を先に立たせて、人が立っている。「狩の使1:おぼろ月(伊勢物語)」:18
かち人の渡れど濡れぬえにしあれば
徒歩の旅人が渡っても決して濡れない浅い入り江ですから――(私たちには)浅いご縁がありますから「狩の使2:夢うつつ(伊勢物語)」:21
さて、今、そのかみを思ひやりて、ある人の詠める歌、
さて、今、当時のことを思って、ある人が詠んだ歌は、「二十日の夜の月(土佐日記)」:23
やうやうしろくなりゆく山ぎは、すこし明かりて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる。
だんだんにはっきりしていく山の稜線に近い空が、少し明るくなって、紫がかった雲が、横に細長くかかっている(明け方)。「春はあけぼの(枕草子)」:2
闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる。
闇夜もやはり、蛍がたくさん飛び交っている(夜は)。「春はあけぼの(枕草子)」:5
夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛びいそぐさへあはれなり。
夕日が照って、山に沈もうとしている頃に、烏が寝どころへ行こうとして、三羽四羽、二羽三羽など、急いで飛んでいくのさえ情趣が感じられる。「春はあけぼの(枕草子)」:9
まいて、雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。
まして、雁などが列をなして飛んでいるのがとても小さく見えるのは、たいそう趣がある。「春はあけぼの(枕草子)」:10
雪の降りたるは、言ふべきにもあらず。
雪が降り積もっている早朝は、言うまでもない。「春はあけぼの(枕草子)」:13
霜のいと白きも。
霜が真っ白におりているのも(いい)。「春はあけぼの(枕草子)」:14
僧の「物申しさぶらはん。おどろかせ給へ」と言ふを、
僧が「ものを申し上げましょう。お起きになってください」と言うので、「ちごの空寝(宇治拾遺物語)」:9
といふ声のしければ、
という声がしたので、「ちごの空寝(宇治拾遺物語)」:13
ひしひしとただくひにくふ音のしければ、
むしゃむしゃとひたすら食べる音がしたので、「ちごの空寝(宇治拾遺物語)」:15
故郷の人の来りて物語すとて、
(上人と)同郷の(東国の)人が訪ねて来て話をするということで、「吾妻人と都人(徒然草)」:3
人の言ふほどの事けやけく否び難くて、
人が(頼んで)言うほどのことをきっぱりと断りにくくて、「吾妻人と都人(徒然草)」:10
撰集のあるべき由承り候ひしかば、
(勅撰和歌集の)撰集がある予定だということを伺いましたので、「忠度都落1:落人(平家物語)」:21
うば四十に及ぶまで子のなきことを悲しみ、
おばあさんが四十歳になるまで子どもがいないことを悲しんで、「一寸法師1:旅立ち」:3
姫君の臥しておはしますに、はかりごとをめぐらし、
姫君が寝ていらっしゃる時に、計略をたてて、「一寸法師3:姫君」:9
「姫君の、わらはがこの程取り集めて置き候ふ打撒を、
「姫君が、私がこの頃取り集めておきました米を、「一寸法師3:姫君」:12
その頃は、デの、ヘットの、
その頃は、デとか、ヘットとか、「翻訳苦心談1:読みはじめ(蘭学事始)」:10